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プロモーションはアイデア勝負!人の心を動かす世界のおもしろ事例を紹介

マーケティングにおいて、顧客にコンバージョンやトライアルなどの行動を促すプロモーション(Promotion)は、価格(Price)や製品(Product)、流通(Place)と並ぶ4大要素とされています。しかし、予算を使って大量訴求を行うマス広告に埋もれ、プレゼントや割引などの固定された手法に陥りがちなことも否めません。

アイデアに溢れるプロモーションは、それだけで人の心を動かし、大きな効果をあげることができます。そこで今回は、自分でプロモーション企画を考える際のインスピレーション源となるような世界のおもしろ事例をピックアップしてみました。

レジ音はお馴染みのメロディで/コカ・コーラ 「Happy Beep」(ブラジル)

Coca-Cola:Happy Beep
http://www.coca-colacompany.com/videos

とあるブラジルのスーパーマーケット。レジにコカ・コーラを通すと、「ピッ」という音の代わりに、世界中でお馴染みのコカ・コーラのCMジングルが流れます。レジにあり得ない意外な展開と聴き覚えのあるメロディに、老若男女の区別なく誰もがニッコリ。後ろに並ぶ買い物客は思わずカゴの中を見つめ、コカ・コーラの売場へと再び足を運びます。

この手法の見事なところは、おそらくコカ・コーラのバーコードと連動した簡単なアプリケーションをPOSシステムに組み込むだけのわずかな予算で、最大の流通チャネルとなるスーパーマーケットで最大の効果を持つPULL(顧客の行動喚起)型のセールスプロモーションを成立させたことにあります。多くの人々の心に浸透したブランド資産を持つコカ・コーラだからこそ展開できる見事なアイデアだと言えます。

SNS効果を活用してブランディング/ロータス・ベーカリーズ「Blind Coffee」(ベルギー)

創業80年以上の歴史を持つベルギーの老舗ビスケットメーカーでは、SNSの拡散効果を活用した味わい深いブランディング・キャンペーンを展開しています。

キャンペーンの内容は、美味しいビスケットとコーヒーは、初対面同士のコミュニケーションにどんな好影響を与えるかを確かめる公開実験を行うというもの。参加者をFacebookから募り、応募者が指定された日時にカフェを訪れると、そこには初対面の異性の姿があります。ロータスの美味しいビスケットと心地良い緊張感に会話は弾み、「もっと相手と話したい」と思ったらテーブル上のベルを鳴らすルールに喜んで従う参加者が続出。その結果は自然に、ロータス・ビスケットへの好イメージにつながります。

結果、Facebookページのファン数は54%増、インタラクション数は92%も増加し、オンラインとオフラインが見事に連動したオムニチャネル時代のブランディング戦略となりました。

社会的課題にゲーム感覚でタッチ/KFC「KFC_WiFi_Test」(ルーマニア)

Wi-Fiを全店舗に設置するKFC(ケンタッキーフライドチキン)は、高校生の学力低下が社会問題視されるルーマニアで、店舗を訪れる高校生の学力向上を目的としたユニークな試みを実施しています。

来店した学生たちがインターネットに接続する際にネットワーク名「KFC_WiFi_Test」を選択すると、過去の試験範囲の中から問題が出題され、それに正解することで初めてWi-Fiを利用できるようになります。もちろん不正解者への救済策も用意されていて、正解を解説付きで閲覧したうえで何度でもトライすることが可能です。決して上から目線ではなく、ゲーム感覚で楽しみながら学力向上のきっかけを提供するキャンペーンは、高校生からも保護者からも大好評でした。

CMと連動しファンの心をキャッチ/味の素「クノールカップスープ」(日本)

最後に、日本のプロモーション案を紹介します。キャンペーンの内容は、クノールカップスープを購入したお客様に、抽選でNo.0002~9999のナンバリングが打たれた、この世でただ1つのスープカップをプレゼントするというもの。これだけだと何が嬉しいのかよくわからないプロモーションですが、なんとNo.0001のカップは当時の大人気アイドル・小泉今日子がCMの中で使っているものだったのです。小泉今日子とナンバーでつながったカップに応募者が殺到し、クノールカップスープの顧客はファミリー層から独身男性層へと爆発的に広がっていきました。わずかなプロモーション予算で、最大の効果を上げたプレゼントキャンペーンです。

ポイントは、いかにメッセージを伝えるか

ここでご紹介したようにプロモーションのクオリティは、予算や規模によって左右されるものではありません。大切なのは、その商品やサービスだからこそ伝えられるメッセージをいかに好感度の持てるかたちで伝えられるかなのです。お仕着せのメッセージでは、人の心を動かすことはできません。オンラインであれオフラインであれ、どうすれば顧客が喜ぶかをよく把握し、実践することが大切といえるのではないでしょうか。

参考:

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