販促担当者のためのデジタルマーケティング情報メディア|baXooka[バズーカ]

売れるECサイトを作る、2つのデザイン戦略

ECサイトのデザインは、ただ見た目を重視するのではなく、「戦略的」に制作するのが売れるコツです。エド・バーネットが提唱する40/40/20の法則によると、ある商品が売れるかどうかは、8割は商品の品質や、適切なターゲティングによって決まるようです。デザインやコピーライティングは、残りの20%に過ぎないのです。

つまり、面白いコピーやきれいな写真を用意しようとする前に、自社のブランドやターゲットをまず決めるのが重要です。そのうえで、更に差別化を図るためにデザインに注力するという順番で考える必要があります。全体の戦略に基づいてデザインされたECサイトは、サイトを訪れる顧客から高い評価を受けることになり、売上アップにも繋がるでしょう。

では、どんな戦略を練ればよいのでしょうか?

①自社のブランディングを練る

ECサイトのデザインを始める前にまず行うべきことは、会社のブランディングがはっきりしているかどうか議論することです。他社と比べて自社の特徴は何なのか、絶対に譲ることのできない「自社のブランド」について明らかにしておきましょう。ブランド戦略が何もないまま、ただなんとなく最新トレンドを盛り込んだデザインにしてしまうと、商品がもともと持っている魅力とECサイトのデザインがちぐはぐになってしまい、顧客からの評価も良いものにはならないでしょう。

AppleのECサイト
http://www.apple.com/jp/shop/

例えば、AppleのECサイトが、シンプルでなめらかなデザインになっているのには理由があります。Appleの商品の特徴は「シンプル」で「高機能」であることです。こうした「自社のブランド」が、ECサイトのデザインにまで落とし込まれているからこそ、ユーザーの「購入しよう」という気持ちを後押しするのです。一方で、表層的にAppleを真似したデザインのECサイトを作っても、会社のブランドにそぐわなければ、売上を伸ばすことには貢献しないでしょう。

まずは、自社のテーマカラーは何なのか考えてみるのがオススメです。次に、ECサイトを訪れたお客さんに感じて欲しい気持ちや感情を考えてみましょう。そこから出てくるものがあなたの会社の「ブランド」です。

*ブランディングについては、『なぜ人気なの?無印良品を「ブランド・エクイティ」で紐解く』で詳しく解説しています。

②商品のペルソナ像を明確にする

ブランドを設定するときに並行して行うべきことは、「誰に自分の商品を買って欲しいか」という顧客像について考えることです。どのような人にECサイトに来て欲しいのか、その人の年齢や性別はどうなのかということはもちろん、その人の学歴、職業、収入はどれくらいなのかというところまで掘り下げて考える必要があります。こうした顧客像を設定することで、どのようなサイトデザインが「刺さる」のかが、具体的にイメージしやすくなるのです。売れてるECサイトは必ず行っていることで、趣味嗜好やライフスタイルまでプロファイリングできるところまでイメージを膨らませてみてください。。

例えば、ゲームのグッズなどを若い世代に売るサイトならば、遊び心があったり最新のテクノロジーが組み込まれていたりするデザインが好まれるでしょう。その一方、年配の人に対して帽子や杖を売るECサイトならば、構造のわかりやすい、シンプルなウェブサイトにした方が良いでしょう。

顧客層を特定することにより、そのターゲットに受け入れられやすいブランドも設定でき、全体的なデザインやウェブサイトの構造だけでなくフォントの種類やサイズなど、細かいところまで戦略的に決めることが可能になります。

サイト改善の繰り返しが成功のポイント

ECサイトは一度完成しても、それで終わりではありません。どんなに素晴らしい戦略を練り出し、それに沿ったECサイトのデザインを仕上げたからといって、実際の顧客層に評価をされないと意味がありません。目標が達成されているかどうかを数値分析をもとに確認し、必要であればA/Bテストも行って常にブラッシュアップしていくことが大切なのです。

たとえば、ECサイトの目標がまずメルマガへの登録者数を増やすことだとすれば、登録者数が実際に増えているか定期的に確認しましょう。もし増えていない場合、登録ページまでのサイト上での道のりが長すぎるのかもしれません。もしくは、ランディングページにメルマガ登録のポップアップを付け足すことで登録者数が増えるかもしれません。

ECサイトを作る背景には「○○を△△に売りたい」というビジネス的なゴールが必ずあるはずです。そのためには会社のブランドは何なのか考え、そのブランドに合う顧客層は誰なのか、そして、実際にゴールが達成されているかを確認し、改善し続けることが重要なのです。

The following two tabs change content below.
baxooka
バズーカの運営チームです。 デジタルマーケティングの情報を日々更新中!よろしくお願いします!
販促の最新トレンド、事例をお届け!
メルマガ登録情報入力
必須
必須
メールアドレス 必須
会社名 必須
SNSでフォローする