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色で見る解析ツール「アイトラッキング」とは?

Google Analyticsを始めとする解析ツールでは、ページごとの閲覧数やクリック数値などが確認できます。しかし、実際にユーザーがページのどこを見ているかというところまでは知ることができません。

そんな時、活躍するのがアイトラッキングシステム。アイトラッキングを使うことによって、ユーザーの目線からデザインや動線の良し悪しの判断ができるのです。

アイトラッキングって何?

アイトラッキングとは、特殊な機械を使ってユーザーの視線の動きを読み取り、ヒートマップを作成する技術です。
簡単に言うと、目の動きを測定することにより、人はどこを見て、どこを無視しているのかというデータを取ることができる技術なのです。

赤外線装置とカメラを用いてビートマップを作成

アイトラッキングのデータをとる機械にはさまざまなものがありますが、一般的には「赤外線装置」と「カメラ」を使ってヒートマップが作成されます。
コンピューターに設置された「赤外線装置」がスクリーンを見ている人の瞳を照らし、カメラが瞳に反射した光をトラッキングします。そして、そのデータをもとに機械が瞳の動き、目線の位置、瞬きの回数、瞳孔の開閉などを分析します。それらの情報をもとに、スクリーン上にヒートマップが作成されるのです。このヒートマップによって、ユーザーがページのどこを、どのくらい見ているのかという判断ができます。

アイトラッキングの実例から学ぶマーケティングレッスン

ヒートマップを用いながらウェブサイトを作ることは理想的ですが、経費や時間上の理由から導入できないこともあるでしょう。そこで、既存のアイトラッキング分析の結果から導き出された、ウェブマーケティングに応用すべき一般的なテクニックを紹介します。

CTAボタンに注目させる

ウェブデザインをする際、気を付けなければならないことは「余計なところを目立たせない」ということです。
アイトラッキング分析によると、人の瞳は写真や色のついているところをまず見る習性があります。「メルマガ登録!」や「注文はこちら!」など、行動を喚起させるCTA (Call to Action)ボタンがウェブサイトの中で一番目立つようにデザインするのが大事です。

他人の目線でコピーを読ませる

アイトラッキング分析でも証明されている人の習性のひとつに、「人は他人の目線をたどる」というものがあります。

例えば、コピーの横に前を向いた赤ちゃんを置いたランディングページと、コピーのほうを向いた横向きの赤ちゃんを置いたランディングページを比較します。すると、前者は赤ちゃんの顔に目線が集中してしまいコピーは二の次になってしまった一方、横向きの赤ちゃんのランディングページでは、赤ちゃんの目線の先、つまりコピーのある場所に目線が集中しました。

このように、「人は他人の目線をたどる」という習性を利用して、読ませたいコピーの横に、そちらを向いている人物の画像を置くというテクニックもあるのです。

セール前の価格表示で購買意欲アップ

ECサイト上でセールを行う際、セール前の価格を表示させるか、させないかで迷った経験はないでしょうか。アイトラッキングによると、その正しい答えは「セール前の価格を表示させる」ことだそうです。

ヒートマップを使いA/Bテストが行われた際、セール前の価格が表示されていない場合の目線は、特定の場所ではなくさまざまな商品をさまよっていました。
ところが、セール前の価格を表示した場合、セールの商品に目線がまず集中したのです。セール商品をとにかく売りたい場合、セール前の価格を表示することで人の意識をその商品に集中させることができます。

ユーザー目線で見ると新たな発見が

アイトラッキングの技術を用いてヒートマップを作成することで、ウェブサイトのデザインをユーザー目線で解析することができます。いくらきれいなウェブでも、実際に見られていなかったら意味がありません。

ヒートマップでページのどこが見られているか識別することにより、今までの解析ツールでは理解できなかったウェブパフォーマンスの低さの理由が見えてくるはず。ホームページ改善のツールとして、アイトラッキングを利用してみてはいかがでしょうか。

参考:

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