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LINE LIVEで更に注目!話題の「ライブ配信」、必要なモノ・コト、効果について。

みなさんこんにちは、動画制作チームの「ヤシリト」です。
もういくつ寝ると〜お正月♪

スマホが当たり前になったおかげで、外出先でも紅白歌合戦で誰がどこまで歌ったか確認できる時代。 よくよく考えてみると、スマホの影響でみなさんのお正月休みの過ごし方も変わってきたのではないでしょうか?

そこで今回は、スマホ×動画活用の一歩先を行く「ライブ動画配信」についてご紹介します。 プロモーションに利用する企業も増えつつあるなか、ライブ動画配信の特徴を捉えて有効活用する方法を探ってみましょう。

ライブ配信とは?

ライブ動画配信とは、TVで言う生放送(生中継)のように、「スタジオ又は現場からインターネット上でリアルタイムに動画配信すること」です。

ライブ配信は、リアルタイムで送り手と受け手が繋がっていることが一番の特徴です。 視聴者がその場で質問をしたり意見を言うことができるため、見るだけの放送より密なコミュニケーションが取れるわけですね。

また、友達とシェアすることで、内容が拡散しやすいこともインターネットでのライブ配信の特徴といえます。

SNSベースのLIVE配信プラットフォームの種類

LIVE配信のためには、リアルタイムで映像データを送信するシステムが必要です。 近年では、アカウントを作ることですぐ利用できるプラットフォームサービスが増えていますが、特にその中でも一番熱い、SNSサービスをベースにしたLIVE配信プラットフォームをご紹介します。

Youtube Live

Youtube Live
https://www.youtube.com/live

動画ストリーミングサービスの大手、Youtubeのライブ配信プラットフォームです。 連絡先で認証を受けたアカウントなら利用ができ、必要なソフトウェアはYoutube側で提供するので番組内容とカメラなどの用意ができるとすぐライブ配信を開始できます。

他のプラットフォームに比べ、高画質の動画配信ができることがメリットで、画質やストリーミングスピードが大事な大規模番組系のライブ配信が多く行われています。

LINE LIVE

LINE LIVE
https://live.line.me/

開始3ヶ月で累計視聴者数1億人突破し、国内のLIVE配信ブームに火付け役とも言われるLINE LIVEです。 日本国内のSNSではもっともユーザーが多く、LINEアカウントの友達にメッセージでライブ配信を知らせることができるため、集客しやすいのが最大のメリットです。

また、アプリケーションをインストールすることでスマホからすぐにライブ配信ができ、別途利用料金が発生せず手軽に利用することができます。 現在は10代からの若年層に向けた、個人や芸能人からの短いコンテンツが多い印象ですが、企業がプロモーションに活用する動きが増えてきています。

Facebook Live

Facebook Live
https://live.fb.com/

Facebookで提供するライブ配信プラットフォームです。Facebookのページの管理者アカウントなら誰でもライブ配信ができます。 特徴としては、ライブ配信中の視聴者数など細かい検証データも取得できる点、世界最大級の利用者数を持っているSNSなので、海外にも拡散されやすい点があります。

ライブ配信では、アメリカを中心に個人から企業まで幅広く使われているプラットフォームです。 続いては、ライブ配信のメリットを活かした事例を確認してみましょう。

ライブ配信の事例

① Facebook Liveで、料理をライブ配信 「Tastemade」

TastemadeのFacebookページ
https://ja-jp.facebook.com/tastemadejp/

Tastemadeはアメリカで大人気の、料理レシピを中心としたライフスタイルを配信するビデオネットワークです。 これまでのレシピ動画と違い、1分ほどの早いテンポの動画で「私にもできるかも!」と思える動画コンテンツを提供しています。

同社では、Facebook Liveを活用し、リアルタイムで料理をする動画も配信しています。 普段の編集されているレシピ動画とは違い、10分から60分程度の長さで料理の全過程を放送。視聴者からのリアルタイムでコメントを受けられるため、補足説明をしたり、コミュニケーションを取ったりしながら料理を完成させていくことで人気を集めています。 また、閲覧者のコメント投稿や「いいね」がさらにfacebook中の知人に広がるので、配信中に視聴者がどんどん増えるという好循環が生まれます。

ライブ配信終了後は、その動画を編集しYoutubeなどのチャネルにアップロードすることで活用しています。 Tastemadeではこのライブ配信で、2016年の4月から約9万件以上のいいね・コメントが発生したそうです。 ライブ配信の「コミュニケーション」というメリットを活かした例でした。

② ドローンを活用、各地のリアルタイム情報をライブ配信 「Super-Pharm」

Super-Pharmの「THE LIVE DRONE BEACH REPORT」

イスラエル最大手ドラッグストアチェーン「Super-Pharm」の事例です。

イスラエルでは、皮膚がんの予防を目的とし、紫外線量が少ない時間帯「Sun Safe Hours(紫外線量が許容範囲の時間帯)」にビーチへ行くことを国が推奨しています。 すると、その時間帯にはビーチが混雑してしまい場所取りができないため、あまりルールが守られていないのが現状です。

そこで「Super-Pharm」が「どこのビーチが空いているかがリアルタイムで確認できれば、もっとみんな呼びかけに参加してくれるのではないか?」ということに着眼し、この企画は始まりました。

各地のビーチでドローンを飛ばして常時映像を送信、Facebook Liveから配信しました。それを見たユーザーは、混雑していないビーチが一目瞭然。 ライブ動画への反響は大きく、たった1時間で3万回以上の再生回数を記録し、同社のFacebookページの中でも特にリアクションが多い投稿となっています。

これはライブ配信を通じて企業が1つの社会貢献に取り組むアイディアですが、ショッピングモールや店舗等の「場所」をリアルタイム配信する販促企画のヒントになりそうですね。ライブ配信の「リアルタイム」というメリットを活かした例でした。

③ テレショップのインターネット版「Amazon」

EC大手の「Amazon」がプロデュースするライブ配信番組「Style Code Live」です。2016年3月8日にスタートして米国東部時間の毎週月曜〜金曜日午後9時よりオンエアされています。

テレビショッピングのような番組構成で、専門家や人気ブロガー、YouTuberがビューティー商材を中心に商品情報・使い方・コーディネート例を紹介する内容となっています。ここでもライブ配信ならではの双方向コミュニケーションを活かして、視聴者がライブ動画を閲覧しながらチャット投稿で番組に参加。出演者がそれに応じて説明内容を変えていきます。

Amazon独自のライブ配信システムを構築しECサイトと連動しているため、紹介される商品はもちろん、出演者が着ている服や流れているBGMまでAmazonで購入することができます。 現在はビューティーをテーマにPC版のみ視聴可能ですが、順次ジャンルを増やしスマホ対応していくことが予測できます。

ライブ配信に必要なモノ、コト

ここからは、紹介した事例のようなライブ配信をするためには、何が必要かを説明します。

① スマホ1つで出来るかも?小規模なLIVE配信

Tastemadeの事例のように、固定されている画面で一つの商品を説明・紹介しながらコメントに対応していくライブ配信の場合です。 こちらはカメラと送信機の役割を担うスマホ1台、Facebook Liveのようなプラットフォームにアカウントを用意すれば手軽に実現できます。

ただし、実際「説明する人(事例では料理をする人)」一人では視聴者とのコミュニケーション対応まで手が回らないため、コメントを投稿・ピックアップ・整理する補助者と、カメラマン、最低三人は必要となります。

映像の質を考えると、スマホの手ぶれを抑える専用道具を使うことをオススメします。
(例:DJI社の「DJI OSMO MOBILE」など)

② TVの生放送と同じ規模感。マルチカメラ収録と商品購入できる仕組み必須。

Amazonの事例のようなテレショップをライブ配信で実現するためには、テレビ番組制作に近い準備が必要となります。 様々な役割を担うスタッフのチームプレーが必須で、

●演出・進行管理:プロデューサーまたはディレクター
●MCの進行をサポート:アシスタント
●ディレクターの指示をタイムキーパーをしながらスタジオで反映:フロアディレクター

技術スタッフとしては、

●カメラ台数分のカメラマン
●だれが話をリードしているかを判断しながら映すカメラを選択:スイッチャー
●音を調整:ミキサー
●スタジオの照明・美術:カメラ調整(VE)担当
●ネット配信:オペレーター など

規模にもよりますが10人以上が関わることになります。 費用は、複数のカメラと、それらを切り替えるスイッチャーや音声ミキサーなど機材込みで50万円(機材と技術スタッフ)、番組の内容やゲスト出演者の出演料なども含めると100万円以上。 独自のプラットフォームで配信するのであればライブチャット機能のあるシステム導入、アクセス数に耐えうるサーバー準備といった仕組みの整備も必須です。

ライブ配信を成功させる3つのポイント

① ターゲット設定と価値提供

まず第一に、配信するコンテンツは「誰に向けて」のものかをターゲットを明確にしましょう。 そして、ターゲットの目線から、「ライブ配信を視聴することでどういうメリットがあるか?」を考えることですね。

「この時間だけ割引価格で買える」「好きな芸能人が見られる」「内容が面白い」など、時間を使ってライブ配信を視聴する価値を一つ以上は決めておきましょう。それに紐付いて「最適なプラットフォームは何か?」を選定することです。

ここまで内容、ターゲット、プラットフォームが決まれば、次のようなことにも注意しましょう。

② 集客設計は大事

ライブ配信の前に必ず「何を」「いつ」配信するかを告知し視聴者を確保することが大事です。集客の設計ができていないと、ライブ配信のメリットを発揮することはできません。

SNSのプラットフォームを利用するのであれば、事前に自社アカウントから十分告知をしておくことは基本ですが、それだけで足りない場合はサイト内バナー・メルマガなどの他の集客ツールも利用しましょう。

③ 事前準備を入念に

当然ではありますが、ライブ配信では内容を修正することができません。かといって、ガチガチのシナリオを作ってそれを読み上げるようなコンテンツはライブ配信のメリットを活かすことはできないわけですね。

事前にリハーサルを重ね、問題になるような表現は避け、視聴する人に誤解を与えない構成を組むことが大事です。 ライブ配信中に発生する視聴者からの投稿へのレスポンスについては、あらかじめ予想される反応を整理しておくとよりスムーズに運営できるでしょう。

まとめ

冒頭で書いたように、ライブ配信のメリットは「リアルタイムの情報」と「コミュニケーション」です。 それを活かすために、

●ポイントを絞り時間内で何を伝え、見ている人を最後まで楽しませるか
●配信する側は何をKPIとするか(購入、認知拡大など)
●スマホでの閲覧(音声OFFの場合も)
●チャット投稿・購入ボタンクリックのストレスがないか など

充分に想定して、ライブ配信でしかできないことを提供できるようにしましょう!

参考:

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ヤシリト

ヤシリト

ムービーディレクター兼カメラマン、ドローン操縦士 動画生活25年。 明けても暮れても動画動画動画・・・。 最近レシピ動画が流行っているので、趣味の料理を生かして新しい表現ができないか模索中。
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