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メールマーケティングは過去の産物ではない。モバイルシフトで大活躍の秘密を紐解く!

ブラックフライデーという言葉をご存知でしょうか? これは、米国で毎年11月第4木曜日に催される感謝祭(サンクス・ギビング・デー)の翌日、11月第4金曜日の通称です。米国における年末商戦の初日であり、かつ最大の山場とされています。米国のEコマース調査会社であるCustora社によれば、2015年のブラックフライデーにおいて、モバイル端末経由での購入が売上全体の36%を占めたそうです。

米国のみならず日本でも、オンラインを使った商品の購入を、PCではなくモバイル経由で行う、モバイルシフトが進んでいます。その潮流のなかで、売り上げを向上させるための手法としてメールマーケティングが再び脚光を浴びています。

モバイルシフトで効果を高めるメールマーケティング

メールマーケティングは、ネット上でマーケティングが行われるようになった初期から使われてきた手法です。その後、ソーシャルメディアを活用した口コミや拡散の手法が目立つようになると、メールマーケティングは地味な存在として影が薄くなっていきました。しかし、その効果は決して薄れたわけではなく、モバイルECサイトの売上の大幅な増加に貢献している事例が数多くあります。

例えば、女性ファッション誌に掲載されている商品を購入できるサイトとして2000年からスタートしたマガシークは、競合サイトが次々と登場して競争が激化したことにより、新しいマーケティング戦略の実行が求められていました。そこで、2013年頃に実施したのが、顧客へのメールマーケティングです。One-to-Oneのコミュニケーションをメールマーケティングで行うことで、顧客のリピート購入率を上げることに成功しました。

メールマーケティング成功の鍵はデザインにあり?

米国のメールマーケティングツール会社であるCampaign Monitor社のホームページには、『The Top 100 Email Marketing Campaigns』と題して、さまざまな企業におけるメールマーケティングの事例が展開されています。それぞれが扱っている商材は異なりますが、各事例に共通する成功要素を考えてみましょう。

1. キャッチーなビジュアル


レストランRESYのメール
(参照:https://www.campaignmonitor.com/customers/resy/

どの事例も、メールのトップ画面は、キャッチーな写真を配置したビジュアルで綺麗に纏め上げられています。例えば、RESYというニューヨークにあるレストランのメールは、シンプルながらも、魅力的なピザの写真を載せて、清潔感あふれるトーンでまとめてあります。

2. シンプルでアクションを促すメッセージ

FIKAというニューヨークにあるスウェーデンカフェのサイトでは、「今日の12時までに、店に来るのを忘れるな」というタイムリーなメッセージで、来店を促しています。売り物であるコーヒーとチョコレート菓子のビジュアルとを併せることで、その効果を高いものにしています。

人々が使用しているデバイスの種類にもよりますが、PCと比較して小さい画面サイズが多いモバイルでは、高いデザイン性のシンプルで見やすいインターフェースが求められていることがわかります。

ECサイトと相性がいい理由

ECサイトにおいて、メールマーケティングの効果が増している背景を考えてみましょう。

1. オートマティックな情報配信が可能に

モバイルを使用したメールマーケティングでは、メール配信の設定によって、情報を自動的に配信することが可能です。例えば、ECサイトでのセールや、顧客の誕生日など、スケジュールをあらかじめインプットしておくだけで、自動的にアプローチができます。これによって、担当者の負担を大きく軽減することが可能になります。

2. ターゲットを細かくセグメントしてアプローチ

モバイルも含めて、Web上では、セグメントされたターゲットにカスタマイズした内容のメールを送ることが可能です。極論をいえば、One-to-Oneでのメッセージ送付もできるということを意味しています。One-to-Oneのメッセージを送ることができれば、その先の購買行動へつながりやすくなります。なぜなら、そのメッセージは、顧客一人ひとりに向けられたもので、そのユーザーの嗜好を反映した内容になっているからです。

3. 顧客ロイヤルティの獲得

メールマーケティングでは見込顧客を購入者のステージまで上げたり、購入者をロイヤルカスタマーに育てたりすることが可能になります。セグメントしたターゲットの興味・関心の度合いや購入ステージに合わせたメールでのプロモーションが有効です。

 

One-to-One化がさらにすすむメールマーケティング

メールマーケティングは、今後、ターゲット個人個人へのアプローチが強化されていくと考えられます。蓄積された利用者のデータと、個人の嗜好に合わせたメールのインターフェースで、One-to-One化が促進されれば、ECサイトにおけるメールマーケティングの効果は、さらに高まっていくでしょう。

メールマーケティングとは単なるメルマガではありません。インターフェースや内容を、ユーザーにとって好ましいものに進化させ、よくある広告だと思われてすぐに削除されることのない工夫が詰め込まれています。今後も、その進化によって、さらにユーザーフレンドリーな内容になって、メールマーケティングの効果を後押しすることが期待されています。

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参考:

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