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結局ブランディングって何?その意味と事例まとめ

顧客のロイヤリティ向上には、ブランディングが重要だとよく言われます。しかし、ブランドを築くとどんなメリットがあるのか、逆に築いていないとどういう事態が生じるのか、よくわからないという人も多いでしょう。

今回は、ブランディングの成功例を交えながらWeb担当者が知っておくべきブランディングの基礎知識を紹介します。

ブランディングで見直すべきチェック項目

一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会によると、「ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって識別されているとき、その商品やサービスを『ブランド』と呼ぶ」とされています。

例えば、消費者・顧客は同じようなパッケージの洗剤があったとしても、「この商品は汚れがよく落ちる」「この商品は香りが好き」というように、購入する時に無意識にでも差別化を図っているはずです。このように、消費者・顧客はブランドを認識することによって、購買行動や意思決定をしやすくします。

ウェブやSNSの発達で、小さなブランドでも「ブランド」の力を生かしたビジネスが可能になっています。Webサイトを構築するときはぜひ、ブランディングを意識しましょう。そのためのチェック項目を紹介します。

ブランドは「認知」「信頼」「愛着」で作られる

消費者のブランドへのロイヤリティー(忠誠心)は、「認知(ブランドのことを知る、心にとめる)」→「信頼(このブランドなら間違いなさそう、お金を出して買ってもよい)」→「愛着(このブランドが好き、ほかの商品は買いたくない)」という過程で高まっていくと言われています。

特にWebサイトを作るときは、この過程を頭に置きながら、具体的には以下の項目を意識してみましょう。

  • ターゲットを明確に設定できているか?
    顧客として設定するペルソナを明確に打ち出さないと、Webサイトやブランドの一貫性を失います。
  • ユーザーにとってのメリットが打ち出せているか?
    サイト側の売り文句ばかりを訴求されては、ユーザーはうんざりしてしまいます。
  • ブランドカラーやデザインは商品・サービスのイメージと近いものになっているか?
    ペルソナやサービス・製品のイメージと、ブランドカラーやロゴのデザインなどを統一します。
  • ロゴが左上に設置されているか?
    企業や商品・サービスのロゴは視線がもっとも集まる左上に配置します。
  • ユーザーとの接触回数を増やせているか?
    サイトだけでなく、メルマガやSNS、店舗アプリでのプッシュ通知なども取り入れ、ユーザーとの接触回数を増やします。
  • 常に新鮮な情報を出せているか?
    更新頻度を増やし常にフレッシュなイメージを打ち出します。更新したら、SNSやプッシュ通知で告知しましょう。
  • 企業メッセージ、ブランドメッセージが魅力的か?
    ユーザーは商品にまつわるストリーやブランドの訴えたいことに共感し、購入することもあります。
  • 商品やサービス購入後のアフターサービスが誠実・丁寧か?
    悪い評判はSNSですぐ拡散される現代、アフターサービスは購入にいたるまでの営業よりも重要かもしれません。

ブランディングで世界観を構築!成功事例

資生堂の化粧品ブランド「マジョリカマジョルカ」

資生堂:化粧品ブランド「マジョリカマジョルカ」
http://www.shiseido.co.jp/mj/index.html

10代後半から20代前半の女性に根強い人気を博しているのが、資生堂の化粧品ブランド「マジョリカマジョルカ」です。同ブランドのコンセプトは「即効変身 魔法のようなカスタムコスメ」。

「マジョリカマジョルカ」という魔法の呪文のようなブランド名、「変身・魔法・秘薬」をキーワードにした商品デザイン、さらに新商品の発売など節目ごとにオリジナルの「おはなし」と女の子像を作り上げ、Webムービーを多用することでその世界観を表現することに成功しています。

販売単価200~1,800円の低価格帯の商品ながら、「マジョリカマジョルカなら“変身”できる」というブランドイメージを作り上げたことで、他の低価格商品にない強みを得たのです。

「シンプル・良質」というイメージの無印良品

無印良品:くらしの良品研究所
http://www.muji.net/lab/

無印良品もブランディングの成功事例として知られています。無印良品は、商品イメージを「シンプル・良質」というイメージで統一するだけでなく、自社ブランドをより深く体験してもらうためのオウンドメディア「くらしの良品研究所」を運営し、自分たちが表現したい世界観を、メディアを通じて発信しています。

配信するコンテンツは「シンプルで使い勝手の良い暮らし」というブランドイメージを想起させる、ていねいな暮らしや伝統的な技術に関する読み物など。無印の商品を生活に取り入れることで、こうした暮らしが実現できるというイメージをユーザーと共有することに成功しています。

熱烈ファンがブランドを支える「アップル」

iPodやiPhoneなど、時代を変える画期的な製品を次々と送り出し続ける米アップルには、熱狂的なファンが多く存在します。アップルが熱狂的なファンを多く抱えているのは自然発生的に起きたことではなく、ブランディング戦略の一環です。しかし、そのマインドセットはとてもシンプル。

  • 常に最高の製品を送り出す
  • 前例のない「経験」を提供する
  • 製品の改善を何度も繰り返す、乗り換えをしにくくする

この3つが、アップルの強力なブランドを作り上げてきたのです。

変わらないことがブランドの最大価値「コカ・コーラ」

ブランディング事例といえば必ず引用されるのが誰もがその名を知っているグローバル企業「コカ・コーラ」です。

コカ・コーラはマーケティングと広告に年間約43億円もの多額の費用を費やしていますが、ブランド力は投資の多寡で決まるのではありません。130年もの歴史の中で変わらない印象的なロゴや「いつもの味」こそが、他社との最大の差別化となっており、強力なブランドを構築しているのです。

ブランドは、消費者の心の中にある

自分の生活スタイルに合った商品がほしいという消費者観点でものを選ぶのであれば、ブランドのイメージは「消費者の心の中にある」といえます。ブランドイメージを心の中で形成するのはユーザーであり、企業にとって都合のいいイメージだけを一方的に発信しても、ブランド構築にはつながらないということを認識すべきでしょう。

参考:

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