販促担当者のためのデジタルマーケティング情報メディア|baXooka[バズーカ]

2016年、動画がマーケティング界を激変させる!日本も今すぐ取り入れるべき理由とは?

Syndacastというタイを中心にデジタルマーケティングを行っている会社が行った調査では、2017年のネットトラフィックの74%が動画視聴によるものになると予想されています。また、Animotoというニューヨークでビデオマーケティングを専門とする会社の研究では、ECサイトでその商品を買うかどうか検討する際、なんと96%もの顧客が動画コンテンツで商品の説明があると購入しやすいと考えていることもわかっています。

このほか、Twitterによると、動画と写真コンテンツが1番リツイートされやすいという事実も明らかになっているなど、ネットトラフィックの重要な手段となりつつある動画。今回は、2016年に動画マーケティングはどのように業界を激変させるのか、そして、なぜ日本のマーケターもそれに続くべきなのかをまとめていきます。

動画は広告だけではない!

動画マーケティングと聞いて、それらは「YouTubeやFacebookの広告動画のことだけ」だと思っていませんか?近年では顧客が「興味を持ち、商品を理解し、その価値を納得し、購入を検討し、実際に購入する」という、商品の購入に至るまでのすべてのプロセス(セールスファネル)すべてに動画コンテンツを導入するブランドが増えてきています。ここではそれぞれのファネルで使われている動画マーケティング手法を紹介します。

パタゴニアの事例(興味を持たせる)

Worn Wear:a film about the stories we wear「patagonia」
http://www.patagonia.jp/worn-wear

アウトドアウェアのパタゴニアは、ドキュメンタリー形式の動画を用いて顧客に商品への興味を持ってもらい、パタゴニアブランドについて訴求をしています。この動画では、ただ商品の紹介をするだけではなく、ストーリー性のある内容で顧客の興味を惹き、パタゴニアのブランディングも高めています。そして、興味を持った顧客をセールスファネルの次ステップである「商品の理解」「価値の納得」につなげる役目を果たしています。

このようにクオリティの高い動画を使ったマーケティングでは、お客さんに「またパタゴニアの動画を見たい」とECサイトに戻ってきてもらうきっかけにもなるでしょう。

Lushの事例(商品紹介により価値を教える)

すでにブランドに興味を持ち、実際の商品の価値について知りたいと思っている顧客に対しては、いまある「興味」を「実際に買いたいという気持ち」へ移すことが大切です。しかし、ECサイト上では店舗販売のように実際に手にもって商品を吟味することができないため、「買う」という決断まで至らない顧客もいるはずです。そんなときに効果的なのが動画なのです。

Shampoo Bars:Lullaby「LUSH」
https://uk.lush.com/products/lullaby

日本でも人気のLushでは、さまざまな美容品が販売されています。しかし、「シャンプーバー」など普段耳にしない商品も多くあります。そこで、商品の成分や使い方などを短い動画に上手にまとめ、ECサイトの商品ページに「使い方」として載せています。まるで店舗スタッフに説明を受けているような動画を使用し、お客さんをセールスファネルの次ステップへと導きます。このような気遣いが、ECサイトのブランディング力を上げることにもつながるのです。

IKEAの事例(購入から購入後のサポート)

HEMNES Desk Assembly Instructions「IKEA」
http://www.ikea.com/ms/en_US/customer_service/assembly_instructions.html

顧客に「またこのECサイトで買い物をしよう」と思ってもらうためには、ECサイト上で購入後のサポートをしっかり行うことが大切です。IKEAでは、動画を使って商品の組み立て方を紹介し、アフターサポートをしっかり行っています。このような動画マーケティングを実践することで、購入を検討しているお客さんが「IKEAはサポートが行き届いているのでここで買おう」と考え購入する要因にもなります。

動画のパーソナライゼーションで購買意欲促進

個人をターゲットにするマーケティング手法である「パーソナライゼーション」は、これまでにも存在しています。代表的な例がコカ・コーラの名前入りボトルキャンペーンです。人は誰しも、自分だけのために何かをされるとついうれしくなってしまうもの。だからこそ、マーケティングにおいてパーソナライゼーションは効果的なのです。

もちろん、動画マーケティングでもパーソナライゼーションは可能です。例えば、2015年にNikeが100,000以上もの種類の動画をNike+の顧客一人ひとりに向けて作るマーケティングキャンペーンを行ったのは、記憶に新しいのではないでしょうか。

このキャンペーンは、Nike+ユーザー1人ずつの2014年の運動記録を称えるハイライトビデオを作り、個人にSNSでシェアをしてもらうものでした。そして、Nikeを使っている人はもちろん、そうでない人にも「2015年、Nikeと一緒に運動をしよう」というモチベーションを高めさせることでNikeのブランディングを行い、最終的にはNike商品の購入へとつなげていったのです。

パーソナライズ動画を専門とするVidyardによると、2015年に行ったパーソナライズ動画マーケティングでは普通のキャンペーンよりもクリック率(CTR)とコンバージョン率がなんと200~1500%も上がったという驚きの数字も出ています。日々効率的なSEOやマーケティング方法を模索するみなさんにとって、見逃せない数字と言えるのではないでしょうか。

このように、動画をマーケティングに組み込む手法は、すでに世界的には当たり前の手法となりつつあります。この波に乗り遅れることのないよう、広告だけではなく、商品紹介、お客様からの声、ブランディングなど、さまざまなファネルに沿った動画を積極的に作って、他社より一歩先を目指してみてはいかかでしょうか?

参考:

The following two tabs change content below.
baxooka
バズーカの運営チームです。 デジタルマーケティングの情報を日々更新中!よろしくお願いします!
販促の最新トレンド、事例をお届け!
メルマガ登録情報入力
必須
必須
メールアドレス 必須
会社名 必須
SNSでフォローする