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スマホ時代の動画は縦長?間違えやすい企画時のポイント

こんにちは、ヤシリトです。

相変わらず寒いですね。南国鹿児島育ちの私には耐え難い日々です。 寒くてもポケットから手を出してスマホの動画をチェックしたりするのは私だけじゃありませんよね。できれば片手はポケットに入れて暖をとりたいと思ったとき、両手でスマホを持たなくてもいい縦型コンテンツのありがたさを感じます。

おぉ、これは最近流行りの縦型動画のヒントになるのでは?!ということで、今回はスマホ時代の動画の形と、企画の時に注意するポイントをお届けしたいと思います。

なぜ動画の主流は「横長」だったのか?

答えは簡単、人は目が顔の前面に左右2つ付いているので、視野が横長ですね。自然にそれに合わせて映像を表示する画面が対応してきたわけです。

今のテレビで30〜100インチのいわゆる「ハイビジョン」なら、横5:縦3程度のアスペクト比が適しているということがNHK放送技術研究所の研究で判明し、今はほぼ同じの横16:縦9が国際規格として採用されています。

なぜ最近「縦長」動画が流行っている?

 

では、人間の視野と違う形である「縦長」の動画は最近流行っているのでしょうか?

これは、ユーザーの視聴環境が変わってきたことが最も大きな要因だと考えられます。動画を見るデバイスはTVからPCへ、PCからスマホへとシフトしていて、特にスマホの普及率が50%を超えている今は、ますますスマホでインターネットの動画を視聴するということが定着しつつありますね。

スマホのいつでも操作できるように、片手で持てる縦長の形をしています。もちろん横持ちすることもできますが、その場合は両手を使う必要があるためどうしても不便を感じてしまいます。そこで、持ち方を変えずに楽しめる縦型のコンテンツが増え、動画もその流れから縦型のものが増加しているということです。

縦長動画を企画する時のポイント

① ターゲットの視聴環境を考える

まず考えるべきことは、動画を見てほしいターゲットの視聴環境のことです。

通勤のような移動中にスマホで動画を見る人は、短時間で情報を取得したいという思いから長い尺の動画は敬遠される傾向があると言われています。 よってスマホを持ち変える必要のない縦型で動画を見ることが自然な行為であると思われます。

一方で、自宅のソファやベッドでくつろいでいる時は、じっくりと時間をかけて動画を視聴できますね。こういう環境では、見慣れている横長の動画を好む傾向があるため、従来の横長動画が適していると言えます。

② 動画の尺を考える

次に考えることは、動画の尺です。

ある調査結果によりますと、スマホで動画を視聴する人のうち6割の人が「3分」以内の動画を視聴するということです。また、「30秒」以内の動画を見る人は、「縦向きのみ」で動画を見る傾向があるそうです。つまり、長い尺の動画を視聴する人は、スマホではない(PCやテレビ)デバイスで動画を視聴するか、スマホを横向きで見る割合が高いということですね。

よって、30秒〜1分以内の尺で、更にターゲット層がスマホで視聴することを前提とした動画なら縦長の形で提供した方が、より高い効果を見込めるということだと思います。

③ 動画の内容とマッチしているか

ここからは、具体的に動画のシーンを考えて行く時は「画角」という面を検討しましょう。

人物の全身が被写体となるシーンは縦長が◎

縦長の場合は、横長動画に比べ上下の表示範囲が広くなりますね。従って、人物が立っている状態のシーンは縦長の形で無駄なく表示できます。例えば、商品を手に持ちながら説明したり、洋服・メイクなど人物を使って商品説明をするシーンは縦長動画が力を発揮できるところです。

2人以上が被写体になるシーンは縦長が難しい

二人以上、例えばトーク主体のシーンでは話す人同士が同時に映る場面が必要になります。こういうシーンでは、必然的にカメラが遠目から抑えなければなりませんので、縦長動画は画面の上下が空いてしまうことがあります。 シーンの内容を決めていく時に、被写体が複数になるような場面は避けて、違う表現方法を考えていきましょう。

④ 「スクエア型」という選択肢もあり

 

また、最近は正方形=横1:縦1というアスペクト比の「スクエア型」動画も増えています。もともとInstagramが写真・動画はスクエア型のみでしたね。

ある調査結果では、Facebookでも正方形動画の視聴率は一般の16:9の横長動画に対して平均28%高く、最初の10秒の視聴維持率も54%高くなるという結果が出ました。また、完全視聴率もスクエア型が横長動画に比べ、67%も高いとのことで、これも無視できない数値ですね。 横向きにも縦向きにも相性が良いという、もうひとつの選択肢としてスクエア型も念頭に入れておく必要があると感じています。

まとめ

全然違う話になりますが、冬の風物詩「こたつ」は、昔は真四角のものしかありませんでしたが、家族構成や使用環境に応じて長方形や楕円形、様々な形に発展してきていますね。

動画も同じく、デバイスや通信環境の変化に応じてその形にバリエーションが増えています。これは「見る人」のことを考え、より効果的な伝え方を研究した結果としての変化であることは言うまでもありません。

特定に形に囚われず、常にターゲット目線で目的達成に必要なツールとして、これからも動画のことを考えていきたいなーと思いながら… 私も体が季節環境に対応するまでこたつのなかで春を待つことといたします。桜の咲く頃にお会いしましょう!

参考:

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ヤシリト

ヤシリト

ムービーディレクター兼カメラマン、ドローン操縦士 動画生活25年。 明けても暮れても動画動画動画・・・。 最近レシピ動画が流行っているので、趣味の料理を生かして新しい表現ができないか模索中。
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