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メルマガの購入率アップ!「動画メール」施策について知っておくべきこと

皆さん、こんにちは! 動画広告・動画マーケティングなど「動画」というキーワードをよく耳にするけれど、実際自社ではどのように活用すれば良いかわからない…そんなお悩みありませんか? 今回は、メールの中に動画を埋め込んだ「動画メール」の運用前に考えておくべきポイントと、その実装方法についてご紹介します!

「動画メール」とは?その定義

「動画メール」とは、メールに動画を埋め込み、メールを開くかクリックした瞬間「動画が再生できる」HTML形式のメールのことです。 ※ 動画のリンクを貼っているか、動画を添付しているメールは、この記事で言っている「動画メール」ではありません。

動画メールのメリット:購入率アップ!

メルマガを「動画メール」にすれば、どういう効果があるかを考えてみましょう。
動画を見たユーザーは、静止画・テキストより多くの「情報」を得ることができます。その情報を持って関心が高い状態でサイトに訪問するので、直帰率の軽減や滞在時間の増加、購入率のの向上につながる効果も見込めると言われています。

ここからは、動画メールの成功事例をご紹介します。

動画メールの事例

事例1:クリック率42%アップ、「DELL」社の事例

DELL社の動画メール
事例、画像出典はこちら

少し前の事例ですが、アメリカの「DELL」社では新型パソコンの動きを表示する動画メールを配信しました。 その結果、通常のメルマガより、 [クリック率42%向上]、[ECサイト購入率103%向上] という成果を出しました。

事例2:購入率500%アップ、「MARK STYLER」社の事例

「MARK STYLER」社の動画メール
事例、画像出典はこちら

国内のアパレルブランドの「MARK STYLER」社では期限限定セールのメルマガを動画メールで配信しました。動画を入れないメールとA/Bテストを行い、一般メールに比べ動画メールからの[購入率500%向上] の結果がありました。

事例3:直帰率が52.8%低下、「集英社」の事例

「集英社」の動画メール事例
事例、画像出典はこちら

ブランド特設サイトへの訪問を誘導する動画メールを送った「集英社」の事例ですが、通常のメルマガと比べてみると [クリック率7.3%向上]、[直帰率52.8%低下] という結果になりました。 サイト訪問後の行動にも影響を与えているという結果がわかりますね。

ではここからは、動画メールを送る方法についてご説明します。

動画メールを実施する方法は?

動画メールの実装方法はいくつかありますが、一番多く使われる方法2つをご紹介します。

まず理解しておこう:「メール」という媒体の限界

まず、「メールには表現の限界がある」ということを理解してください。
メールには、文字のみの「テキストメール」と、ウェブページのように画像とテキストを合わせる「HTMLメール」という2種類の形式があります。

動画メールは「テキストメール」では表示できないため、「HTMLメール」で作成する必要がありますが、HTMLメールは、観覧するデバイスと使用するメーラーサービスによって、表示が変わってしまう場合があります。
また、動画データ(MP4、WEBMなど)をそのままHTMLメールに埋め込んでも、一部のメーラーでしか再生できません。 そのため、ここでは閲覧環境が違っても表示される方法をご案内します。

実装方法1:アニメーションGIF=動くGIFを作り、HTMLメールの中に入れる

一つ目は、「アニメーションGIF」とよく呼ばれている、動くGIFファイルを作成し、メールの中に画像として埋め込む方法です。

実装手順

1.メールに入れる動画をアニメーションGIFに変換
まずは動画データをアニメーションGIFに変換します。 AdobeのPhotoshopでも、動画データを読み込み、アニメーションGIFを作成することができます。 また、ウェブ上で利用できるツールもあるので、これらを利用して動画データをアニメーションGIFで変換します。 (*GIFの動きが一回切りで終わってしまわないように、利用するツールで「ループ再生」を設定して作成してください)

2.HTMLメールの中に、アニメーションGIFファイルを入れる
利用しているメール配信システムの中からHTMLメールを作成、アニメーションGIFを画像としてHTMLの中に入れます。

3.テスト配信
HTMLメール作成が終わったら、テスト配信をを行います。 テスト配信の時は、複数のデバイスやメーラーサービスから表示できるかを確認してください。 メーラーのシェアを考えて、少なくとも以下の条件で問題ないかは確認することをおすすめします。

<PCの場合>
・ウェブブラウザーで「Gメール」「ヤフーメール」
・Windows PCの「アウトルック」

<スマートフォンの場合>
・iPhoneの「メール」アプリケーション
・Androidの「Gメール」アプリケーション

ここで問題なくアニメーションGIFの動きが見えたら、いよいよ本番配信をします。

アニメーションGIFで動画メールを実装する場合のメリットとデメリット

メリット
・HTMLメールが表示できるメーラーなら、ほとんどの場合表示できます。
・アニメーションGIFを作る作業工数以外、別途費用は発生しません。

デメリット
・アニメーションGIFは音は出せません。
・アニメーションGIFの容量が大きければ、メール配信システムの容量制限で送受信ができなくなったり読み込みに時間がかかってしまいます。目安として、5MB以下程度で容量を抑えるように工夫が必要です。

実装方法2:動画メール専用サービスを利用する

動画メールの活用が注目されていることもあり、専用のサービスを提供する会社が増えました。 このサービスを利用すると、簡単に動画メールが送れます。

動画メール専用サービスの種類

動画メール専用サービスは、その提供方法によって2種類があります。

1.メール配信システムのオプションとして提供
メルマガを配信する「メール配信システム」のオプション機能として「動画メール」を提供する形です。 同じシステム上ですぐ利用できることがメリットです。

もし利用しているメール配信システムにオプションがない場合は、2番ののようなサービスがあります。

2.動画メール単独のサービスとして提供
メール配信システムとは別で、動画の埋め込み機能だけを提供するサービスです。 動画を専用サービスにアップロードすると、動画観覧用HTMLタグが発行され、このタグをHTMLメールの中に入れることで動画メールが送れます。 どのようなメール配信システムを利用していても導入できることがメリットです。

どちらも、受信側のメーラーによって、音も入った動画かアニメーションGIFかが自動的に切り替わる仕組みを搭載しています。

動画メール専用サービスのメリット・デメリット

メリット
・メーラーに合わせて動画、アニメーションGIF形式が自動で切り替わります。
・動画を自動で再生させるか、クリックして再生させるかを設定できます。
・効果測定のために必要な視聴率、視聴時間のデータ集計ができます。

デメリット
・サービス利用料金が発生します。

動画メール専用サービスの料金は?

イニシャルコスト(初期費用)

サービスによって無料(メール配信システムの初期費用だけ)のものから、数万円程度のものまであります。

ランニングコスト(月額)

完全な定額制ではなく、自動再生の場合は「メール開封数」による課金、クリックして再生する場合は「再生数」での課金になります。

ある程度の件数を設定して、それを超えると金額が追加される料金体制の方が多いです。

動画メール専用サービスの利用費一例※

<Liteプラン>
開封数:月間~1,500件まで
金額:3,000円 (超過1,500開封毎に+3,000円)
→ 1開封あたり2.0円

<Standardプラン>
開封数:月間~15,000件まで
金額20,000円(超過15,000開封毎に+20,000円)
→ 1開封あたり1.3円

<Professionalプラン>
開封数:月間~50,000件まで
金額:50,000円(超過50,000開封毎に+50,000円)
→ 1開封あたり1.0円

※動画メール単独のサービス「Vメール」基準、2016年11月現在

メルマガの平均的な開封件数を確認した上で、料金プランを考えた方が良いですね。

動画メールの効果をより大きくするためのポイント

ここまで、動画メールを取り入れるために必要な情報を整理しました。
どちらの実装方法でも、動画メールならではの効果を発揮させるためには、動画の内容が大事です。

ここで、弊社映像ソリューションチームのリーダー、動画人生25年の「ヤシリト」と効果アップのためのポイントについて話してみました。

K:ヤシリトさん、動画メールのお仕事って最近多くないですか?
Y:そうですね、お問い合わせが増えていますね。メールという媒体を使って動画を活用できることと、比較的に低コストということで注目されているようです。

K:今日は、その動画メールをこれから取り入れる時に、どういう観点で中身の動画を考えた方が良いかアドバイスをお願いします!
Y:アドバイスですか…まずはね…!

ポイント1:「メールの目的を具体化する」

Y:動画メールの目的が何かということをしっかりと決めておくことですね。 例えば、「動画で商品を利用するイメージを伝え、商品詳細ページまで入ってもらう」のように具体的なことです。「動画」という表現に囚われてしまい、「とにかく入れて送ろう」ということは避けるべきですね。

ポイント2:「動きがすぐわかるものにする」

Y:また、「動いている!」ということがすぐわかる動画を入れることです。ユーザーは待ってくれないので、最初の1秒の段階から動きが目立つ動画にしましょう。また、メールのファーストビューに動画が入るようにした方が良いです。

ポイント3:「サイトにアクセスしたくなるものにする」

Y:動画を見て、サイトに訪問してもらうことが目的なんですね。「ああ!いいところだったのに!」と思わせ、サイトに入ってもらうような動画の編集が必要だと思います。まるで映画やドラマの予告編のイメージではないでしょうか。

K:うーむ、そうですね。尺が短い分、工夫が必要ですね。ありがとうございました!

まとめ

ここまで、「動画メール」という手法について、整理しました。 動画メールはメルマガの効果を上げることができる有効な施策ですが、その効果を十分発揮させるためには目的を明確にした上で実装方法・動画の内容を考えて、配信した後は結果から次回への改善を繰り返すことが必要です。

動画メールにご興味のある方は、弊社にいつでもご相談ください。メールの設計、クリエイティブ制作までご対応します。

参考:

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