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バズ動画で口コミ拡散を狙う!【韓国企業の販促事例(1)】

皆さん、こんにちは。
バズーカ運営チームのキムです。

今回から「韓国企業のマーケティング事例」というタイトルで、キムが生まれて育った国、「韓国」の面白い・注目すべきウェブ・デジタルマーケティングの事例を紹介していきあいと思います。

韓国デジタルマーケティング市場の特徴

韓国は日本やアメリカよりもインターネットのスピードが早い!ということで結構有名ですね。これは政府の政策として、2000年頃から「インターネット回線」の普及を促してきたおかげだと言われています。今は殆どの家庭に、ネット回線が繋がっている状態です。

スマートフォンの時代になってからは、サムスンなどスマートフォン製造企業が成長してきまして、国内のスマートフォン普及も周りの国より進み、アジアでのスマートフォン普及率もトップレベルです。このように早い時期から通信のインフラが揃っていて、インターネットの利用に慣れていることから、ウェブを活用した商売やプロモーションが盛んです。

本日の記事で紹介したいのは、その中でも「バズ動画」と呼ばれる話題性強い動画コンテンツを切口として、SNS上の「口コミ」を広げ認知拡大を狙った事例です。どれも「LG電子」(日本名:LGエレクトロニクス)という、韓国の大手電気製品メーカで出した施策ですが、商品の特徴を100%活かしたインパクト強いバズ動画で話題になっています。

紙で作ったノートパソコン VS 本物のノートパソコンの重さ比較

一つ目の主人公(商品)は「ノートパソコン」です。LG電子の「グラム」という名前の商品で、その名の通り1キログラムに至らない、「グラム単位」の軽さが自慢の商品です。一番のアピールポイントであるこの「軽さ」を強調するために、実物のノートパソコンを「紙」で再現して、重さを比較してみるというバズ動画を公開しました。

紙で作ったノートパソコンと本物のノートパソコンの重さを比較した動画
http://www.lge.co.kr/lgekor/product/pc/categoryMain.do

結果は、動画の内容通り「実物ノートパソコンの方が紙製より軽い」ということでした!ちなみにこちらの動画、2016年3月20日に公開されて、6月末の現時点で「147万回」の再生件数を記録しています。

「掃除機だけで33階のビルに登る」バズ動画

こちらは、説明よりまず動画からご覧ください。

ロッククライマーが掃除機の吸引力だけでビルを登る動画
https://www.lge.co.kr/lgekor/microsite/cordzero/cordzeroMain.do

…背中に掃除機2台を背負って、その吸引力だけでビルを33階まで登りました!この動画、LG電子のコードレス掃除機の発売に合わせて「コードレスだけど、吸引力が強い」ということをアピールする目的で作られたものです。アメリカのプロロッククライマー「Sierra Blair-Coyle」氏を起用して特別な吸引版を用意して撮影したそうです。動画を見ると自然に「この掃除機、力すごいな」と思ってしまいますね。
2016年5月22日公開されたこちらの動画は、記事を書いている6月末の時点でYouTubeでの視聴件数は、なんと「234万回」を超えています。1日7万回以上再生されているという計算です、素晴らしい…。

動画だけじゃない、口コミ拡散を誘導するオンラインイベント

紹介したバズ動画、どちらもすごいインパクトがありますが、その拡散を誘導するもうひとつの仕組みがあります。

SNSとリンクしたノートパソコン商品のイベントページ
https://www.lge.co.kr/lgekor/event/eventProgressDetail.do?cSeq=1000000372&eventFlag=progress&innerReferrer=EventList

こちらは、最初に紹介したノートパソコン商品のイベントページです。SNSアカウントでシェアをすることで応募できる簡単なイベントですが、2ヶ月間実施して2万5千人が参加してその人数分動画が拡散されたということになります。

SNSとリンクしたコードレス掃除機の特設サイト
https://www.lge.co.kr/lgekor/microsite/vacuum-cleaner/2016/05/11_codezerocykingsns1/w/event1_main.jsp

同事例として紹介したコードレス掃除機の特設サイトです。ここもノートパソコンの場合と同じくSNSアカウントでログインして、動画をシェアしたら応募が完了されるイベントですが、動画の視聴件数が増えればイベントの景品が良いものになるという、ちょっと面白い仕掛けも入っています。
イベント参加者は記事作成時点で1万人弱、これくらいの人数がイベントに参加して動画をシェアしたことで、234万件という視聴件数を記録することができたのではないかと思います。

まとめ

いかがでしたか?どちらも韓国ではニュースで紹介されるくらい話題になった事例でした。
動画自体も話題性が十分ある、見てて「すごい」と純粋に感心してしまう内容を作ることはもちろん、口コミ拡散のためにオンラインイベントを組み合わせるという方法が成功したと思います。生活者視点で簡単に言えば、「動画が面白いな → 周りにシェアしたら景品も当たるって? → シェアする → 何この動画?面白いな…(繰り返り)」という流れですね。これは勉強になりました。
それでは、次回も面白い且つ役に立つ事例を紹介したいと思います。お楽しみにー!

参考:

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