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いまさら聞けない!ポップアップストア大解析

EC市場の成熟にともない、少ない初期投資でリアル店舗を出店できるポップアップストアの需要が高まってきています。実際、ニューヨークのように店舗の家賃が桁違いに高い地域では、店舗を構えるのではなくECサイトとポップアップストアを活用して商売をする企業が多く存在します。販売増だけにとどまらず、認知度向上やブランディング効果も期待できるポップアップストアの基本についてまとめます。

ポップアップストアって何?

ポップアップストアとは、日単位、週単位でリテールスペースを借りて一時的にお店を構えることを指します。英語でポップアップとは「突然現れる」という意味ですので、その名のとおり「突然現れる店舗」ということになります。

イベントスペース、空港の一角、ショッピングセンターのスタンド、カフェの一席でなど、さまざまな場所に存在するポップアップストア。場所も多彩ですが、売られているものも、ファッション小物、洋服などはもちろん、雑貨や食べ物など色とりどりです。

日本では、CLUSEというオランダ発の女性用の時計ブランドが認知度アップのために美容室の一角を使ってポップアップストアを開いたり、NY発のサンダルショップがデパートの一角にポップアップストアを開いたりといった事例が登場しつつあります。

現在は、外発のブランドがECだけでなく店舗を使って認知度をアップさせるためにポップアップストアを開くパターンが主流のようです。しかし、ECストアを中心に展開をしているブランドも、リアル店舗をいかに活用して相乗効果を生み出すかということが課題になってきているため、ポップアップストアはこれからもさらに浸透していくと考えられています。

ポップアップストアの魅力とは?

では、なぜポップアップストアの魅力とは何でしょうか?

値段の安さ

ポップアップストアを開く際の一番の魅力は、初期投資の少なさです。一定期間だけオープンする店舗なので、普通に店舗を構えるより安価に始めることができます。場所によっては1日千円単位でスペースを借りることも不可能ではなく、上手に運営すれば効率良く認知度アップが実現できるでしょう。例えば、ポップアップストアの来店客に、自社のECサイトの特別クーポンコードを渡すなど、ポップアップストアを販促の場として捉えることもできます。そうすれば、家に帰ったあとにもECサイトでお買い物をしてもらい、ブランドのことを覚えてもらうきっかけとなるでしょう。

話題性はバツグン

人々は常に新しいものを望みます。「期間限定!」というコピーを目にした時、買うつもりがなくてもついお店に立ち寄ってしまった経験ってあるのではないでしょうか?
期間限定のポップアップストアは、お客様に「特別感」を与えることができ、集客率を上げることにつながります。その際、SNSなども駆使してブランディングを行えば、一過性の話題作りに終わらず、ポップアップストアが閉じたあともECサイトへ集客をすることが可能なのです。

新商品のテストにも

ポップアップストアには長期的な契約がありません。なので、「この商品、本当に売れるだろうか?」というものを短期的に試すことができます。これは、店舗販売ではできないポップアップストアならではの特権。実際に店頭に並べ、お客様の反応を見て、それをもとにより良い商品を作り上げることができるのです。

ポップアップストアの本場はニューヨーク

ニューヨークでは、ポップアップストア専用の貸しスペースが多く存在します。また、カニエ・ウエストやグウィネス・パルトローなどの著名人もポップアップを出すことが珍しくありません。

ニューヨークのポップアップストアを見てみると、どれも的確に顧客層を意識したデザインにまとめられているのが特徴的です。その背景には、一貫性のあるマーケティングやセールス戦略があるのでしょう。戦略をもとに、細部まで注意を払ってポップアップストアを開くからこそ、話題になり売れるのです。

実際、ニューヨークといっても地域によって集まる顧客層は当然違います。ポップアップストアを構える時の重要な課題のひとつがストアの出店場所ですが、場所を決めるためには顧客層の絞り込みが欠かせません。この戦略は、ECサイトでの顧客データや自社のブランド方針をもとにまとめることが基本です。

またポップアップストアが開く数日前に突然宣伝を行うことが多いのも特徴です。ニューヨーカーはその日に何をするか決める性質があり、何か月も前に宣伝をするより数日前や当日に宣伝をしたほうがむしろ集客率が上がるのです。

ECサイトと同様、入念な戦略を

ポップアップストアを成功させる秘訣は、いかに顧客層に受けるお店を出し、話題を呼べるかということにあります。せっかくお店を開いても、肝心の顧客が集まらなければ意味がありません。ポップアップストアは手軽にオープンできるメリットがあるものの、販売戦略の重要性はECサイトなどとなんら変わるところはありません。デジタルマーケティングの手法やデータ分析も参考にしながら入念な戦略を練り、顧客に来てもらうよう働きかけることが大切です。
参考:

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