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【インタビュー】販促のプロフェッショナルとして、お客さまと徹底的に向き合う(後編)

こんにちは、バズーカ運営チームのキムです。バズーカの運営企業である株式会社ジーエークロッシングの営業部門ゼネラルマネージャーの梶原由香里インタビューの後編をお送りします。(前編はこちら

今回は、数多くお客さまと接してきた経験のなかで、特に印象に残っているエピソードについて語ってもらいました。

「冬」を再現するために、スタジオを塩で埋め尽くした

――印象深いプロジェクトについて聞かせてください。

梶原 やはり私にとっては、どうしてもやりたかったアパレル系への参入ですね。今でこそスタジオを完備し、カメラマンやデザイナーなどのクリエーターを抱えていますが、当時は社内に対応できるスタッフがいませんでした。

最初はビジュアルの仕事を細々という感じでしたが、ある時、メンズ用のカタログの話がきて、そこから社内にチームを組んで制作にあたるようになりました。私の夢がやっと叶っただけでなく、会社としても新しい試みで、大きな節目になりました。

 

――失敗などはありましたか。

梶原 ドンくさいことだらけですよ! ポスターや冊子などの経験はありましたがカタログは未経験。何も知りませんでした。

冬物のカタログだったので、スタジオで雪を再現しようという話になったんです。その当時でも雪の代用品ってあったはずなんですけど、知識がなかったので塩を準備したんです。スタジオに塩が何トンも運ばれてきて、とりあえず真っ白になったので撮影しましたが、後の処理が大変でしたね。

――社内ではどんな反応だったのでしょうか。

梶原 当社はチームで動くので、最初のカタログ撮影の時も本社から応援に来てくれて何とか終えることができましたが、アパレルに参入する前は「できるわけないやん」とみんな言っていました。それでも私はできると思っていた。結局、あきらめずに実現する方法を考え、コツコツと実行し続けられるかどうかが分かれ目なんだと思います。

2012年には別のお客さまからご依頼があって、30~40代向けのキャリア層に対して新しい媒体を立ち上げたいということで、ネーミングやコンセプトから提案しました。当社が得意としている「プラニングから制作までのワンストップソリューション」というスタンスで仕事ができ、本当に嬉しかったです。

現場主義、チャレンジを恐れない社風

――カタログ未経験だったにもかかわらず、評価を得られたのはなぜでしょう。

梶原 広告代理店の営業担当って、現場には来るけれど見ているだけって印象がありますよね。でも私は現場の真ん中に入っていって、プロデューサー的な役割を果たそうと動いたので、その姿勢にはとても賛同していただきました。私の気合が入りすぎていたこともあり、現場でいろいろ動いたのがかえって良かったのかなと。

――それは社風と言えますか?

梶原 そうでしょうね。結局現場に出てみないとわからないことってたくさんあるので、現場を大切にしたい。現場主義という社風は当社にあると思います。

社風でいえば、こういうこともありました。以前、アパレル系のお客さまから、ウィンドウのディスプレイを依頼されました。新宿のど真ん中、巨大なディスプレイを飾るので専門業者と組んで請け負いましたが、これも未経験。想定していたことをやろうとしたらクレーン車を用意しないと無理だと言われて、思っている以上の規模になっていたことに、自分たちが一番驚きました(笑)。そのような予想外のことがあっても「必ず成果を出す」という姿勢を貫いたことで、結果的には高評価をいただけたのだと思います。

未経験でも、おもしろそうだと思ったら「できます!」と言います。そうしないと新しい仕事にもチャレンジできない、自分たちの世界が広がっていかないので。特に今はデジタルの施策が次々と登場して、移り変わりが激しくなっています。常にアンテナを高く張りつつ、いろいろ試行錯誤して得られたベストプラクティスは積極的にお客さまへご提案をさせていただきますし、このバズーカを通じても情報発信をしていきたいと思います。

 

デジタル領域で新しい提案を

――デジタルの施策で、何か印象深いプロジェクトを挙げてください。

梶原 そうですね。今でこそ動画コンテンツは主流になっていますが、当社は動画に力を入れ始めたのが10年前と早かったんです。その当時の動画制作といえば、かなり高額で誰でも簡単に実施できるものではなかったのですが、当社はお客さまにすぐ導入していただけるコストの範囲で動画制作サービスを始めたのです。

――反響はありましたか?

梶原 当時はまだYouTubeもなくて、販促動画は主流ではなかった。それなのにムービーチームを結成して、スタジオにはクロマキー用のシートなども完備。準備万端にしたものの、さすがに参入するには早すぎたので鳴かず飛ばずでした。でもここ2、3年は本当にご要望が増えましたね。

プロモーションといえば、今までは自社で写真撮影したものを紙媒体やWEBというメディアで展開するのが主流でした。自社スタジオを持ち、写真に強いというのが当社のアピールポイントだったわけですが、そこに動画も加わるようになり、表現領域がますます広がりました。静止画を前提に施策を考えていたのが、これからは例えばランディングページやメルマガに動画を使うことが想定できます。

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。

梶原 いまデジタル領域は、ウェブサイトだけでなく、メルマガやアプリなどにも拡がっています。表示するデバイスも、PCのモニターからスマホに変化しました。販促のプロフェッショナルとして、このような時代の移り変わりに対応するのは必須と言えます。

時代のトレンドを常に先取りし、デジタル領域での施策を提案し続ける。もっと言えば、打ち手を用意するだけでなく、お客さまの悩みを聞き出し、戦略の部分にも関わっていける体制が整ったと感じています。次はお客さまに何をご提案して驚かそうかな、と日々ワクワクできる時代になっていると言えますね。

 

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キム

キム

テクニカルディレクター。 フロントエンドコーディング、スマホ、アプリケーション、IoTなどに興味深いです。 たまに変な日本語が出てしまっても許してください…!
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